学ぶこと
乗れなかった自転車に乗れるようになったり、できなかった逆上がりができるようになったり、苦手だった科目が解けるようになったり、というのはある日あるとき突然できるようになるものだ。
上達する、みにつくというのは、なだらかな坂を登るように徐々にできるようになるものと思いがちだが、実際はそうではない。それはちょうどドラクエなどのゲームのレベルアップのように、突然起こる。
あるときを境に二重跳びができるようになったり、食塩水の濃度計算ができるようになったり、Fコードが押さえられるようになったりする。
だからなかなか成果が出ないといって、投げ出してはいけない。目に見えなくても、それは確実に「経験値」として貯まっている。それがある一定量貯まったら、タララッタラッターン、レベルアップするのだ。
そのレベルアップの音を聞くまで、あきらめずに続けること。それが一番の上達のコツなのだ。
- PREV
- Nend Community News 2015-4月号 電子版
- NEXT
- 旅せよ乙女