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模擬試験

   

アフリカでは、毎朝、ガゼルが目を覚ます。ガゼルは知っている。最も足の速いライオンよりも速く走らなければ殺されてしまうことを。
毎朝ライオンも目を覚ます。ライオンは知っている。最も足の遅いガゼルよりも速く走らなければ飢え死にしてしまうことを。
(アフリカの寓話)

 

本日は中学1年生、2年生の子どもたちの模試です。

個人の学力や志望校の合格可能性を判定する「模擬試験」とはいえ、テストですから子どもたちにとっては楽しいものではないはずです。しかし、一生懸命問題を解いている真剣な表情は、見ているこちらを誇らしい気持ちにさせてくれます。

僕が以前通っていた予備校では、講師の先生が常々「全体の下位30%に入ってはいけない。少なくともそこに入らないようにしっかりと努力してください」と言っていました。下位30%になると、どうしても避けようのないモチベーションの低下と学力の不足による継続的勉強の困難により、合格の可能性が著しく低下するというのです。

模試の様子を観察していると、やはり意識の高い生徒は時間いっぱい集中力を欠かさず、姿勢を正して問題を検討しているのに対して、少し学力の不足する子だと、すぐにだら~っと机にかぶさり、注意力散漫になる様子です。姿勢や字のきれいさは学力と強い正の相関があります。

この模試のあとは結果帳票が返却されるのを待って(およそ10日~2週間)、スクールで三者面談を行う予定をしています。

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