県立高校改革実施計画(Ⅰ期)【案】を受けて
2016/02/17
昨日、神奈川県教育委員会より「県立高校改革実施計画(Ⅰ期)【案】」が発表されました。
気になることころでは、(旧制)平塚学区では、平塚商業と平塚農業が28年度より統合の準備を始め、31年度に農業科・商業科を併設する統合校となる案が示されています。
統合については、神奈川県教育委員会では少子化を見すえた高校の「適正配置」としていますが、ありていな言い方をすれば教員数の削減ですので、現在平塚商業が198人、平塚農業が195人の募集(各5クラス)は統合後には募集人数を減らして312人の募集になるでしょう。
現在平塚学区では公立中学生の卒業生平均が2200人に対して、公立高校の募集人員が1400人であり、実質倍率では県平均の1.18を上回る1.57倍となっています。現在は学区制度はありませんが、なるべく近い公立高校に通いたいと考えている中学生にとっては、統廃合による募集人員減は、少なからぬ影響を与えられそうです。
なお、大磯高校がなくなるとの怪情報がtwitterなどで回っていますが、今のところそのような話は出ておりません。