進学塾nend

インプット・アウトプット

   

問題を解くうえで、覚えることが必要になる教科があります。社会や理科にその傾向が強いと思われます。みなさんはどのように覚える作業を行っていますか。

頭の中に知識を入れるということを「インプット」、頭の中の知識をはき出して、問題を解くということを「アウトプット」と呼ぶとします。
英語の単語を覚えたり、漢字の書き取りをしたり、用語や歴史の年号を覚えることは「インプット」、問題演習は「アウトプット」です。

「インプット」は単純作業なので、効率よく自分にあった方法で行ってください。ひたすら単語を書いて練習する方法もあるでしょうが、時間がかかりすぎるのでお勧めしていません。
ノートまとめが好きな子もいますが、ノートにまとめるだけで満足しないで、ところどころ穴埋め形式にするなど、「アウトプット」としても活用できる形式にするのがコツです。単語カードは、作るのに手間がかからず、作ったあと「アウトプット」として活用できるので便利です。
要するに、「インプット」だけで終わらないことが大切なのです。

試験問題を解くときに必要な能力は「アウトプット」です。試験直前に「インプット」の作業、つまり社会のチェックリストを眺めたり、漢字練習をするというのは、効率的な勉強ではありません。
試験は、自分が覚えているものをいかに思い出して問題に当てはめるかという「アウトプット」の作業なのです。これは練習しないと容易にできるものではありません。この練習をしていないと「せっかく覚えたのに、使い方が分からない」「どういう風に試験にでるか分からない」「そんなに重要とは思わなかった」というようになってしまいます。試験直前には「アウトプット」の練習をするのです。問題演習のあとの間違え直しは、「インプット」が十分でないものをもう一度しっかり「インプット」し直すことですから、解きっぱなしはダメだという理由がお分かりになるでしょう。

ここで、「まだ覚えてないから、問題はまだ解きたくない」と、「インプット」にばかりこだわる人がいます。試験直前はそれではいけません。時間がない試験直前には「問題を解き、解けなかった問題は問題ごと答えを丸暗記する」という「アウトプット+インプット」を繰り返すのです。こうすれば、問題演習をしながら、足りない知識を補っていけるのです。もう一度言いますが、試験直前に暗記作業だけをやるのはいけません。とにかく問題を多く解き、分からない問題をしっかりとその場で覚え、どうしても理解できない場合には問題ごと覚えてしまうのです。
「結構がんばって勉強したのに、点数が取れないなぁ」という人はこういったことも考えてみましょう。

(Nend Commnutiy News 2009-8 より再編)

 - 勉強・学習