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Nend Commnuity News 2017-4月号 電子版

   

「今月の言葉」

“わかりやすい格言を紹介しておこう。何事をなすにも、正しい方法と間違った方法があるという格言だ。
たとえば、毎日8時間シュートの練習をしたとしよう。もし、この場合、間違った技術で練習を続けていたとしたら、間違った技術でシュートする名人になるだけだ。”

────マイケル・ジョーダン

トピック「ミスを防ぐには」

ある学校で、名門中学の校長を招いての講演会が終わった後の父兄からの質問に「ウチの子はケアレスミスが多いのですが、どうしたらよいのでしょうか」と言うのがあったそうだ。聴衆の母親たちが答えを聞こうと一斉にペンを取ったところ、その校長が「勉強の時だけケアレスミスをする子なんていません。そういう子は普段の生活でもいろいろなミスを繰り返しているのです。自分の生活にきちんと目を向けて自己管理をできない子に、テストの時だけミスをするなと言っても無理ですよ、お母さん」
お母さんたちは痛いところ突かれてぐうの音も出なかったそうです。

「ミスをするな」という指示を守らせるのは難しいものです。人間である以上、ミスはつきものです。子ども自身もできればミスをしたくないと思っています。ですからミスを発見し、ミスを減らす工夫をしなければなりません。
英語で一番多いミスは「冠詞のa・複数形のs・3単現のs」です。これらがしっかり書けていないため×になることが多いのです。一見ケアレスミスに思えますが、これは単に文法の知識の不足です。「冠詞のa・複数形のs・3単現のs」は英文法の土台です。英語を苦手とする子は、このことに一切注意を払っていないのです。
数学の計算ミスは練習量の不足と、テストでの余裕のなさが原因です。練習が十分でないため、計算の精度が低いというのはケアレスミスではありません。記号で答えるべき問題を、そのまま用語で答えたり、「ABC」で答えるべき問題を「①②③」で答えたり、というのが本当の意味でのケアレスミスです。しかし計算ミスにせよ、ケアレスミスにせよ、子どもは、自分がまちがった解答をしたとは思っていませんから、自らそのまちがいに気づくのは難しいことです。
まちがいを防ぐには、テストで一度解き終わったあと、制限時間内に再度解きなおすのが一番です。最後の問題までたどり着いたら、もう一度一問目に戻って、アタマの中で解きなおしてみましょう。見直しというよりは、時間の許す限り再度解きなおしていくのです。「そんな余裕はないよ」と思うかもしれませんが、余裕は自分で作りださないといけません。ミスを防ごう、いい点数を取ろうと思ったら、ミスを見つけ出す作業が大切なのです。

トピック「ねんちる」vol.110

代々木ゼミナールの荻野先生が次のように話されていた。
「悲観的な人間であるということは、決して悪いことではない。自分はダメかもしれない、志望校に落ちるかもしれないという不安があればこそ、人は一生懸命勉強できる」
人間生きていれば色々不安がある。僕だって僕なりの不安があるし、子どもにだって勉強面での不安は当然あるだろう。
だから僕は二つの言葉を信条にして生きている。
一つは「やらなければならないことは、やらなければならない」もう一つは「やるべきことは全部やっている」
つまり、自分がやらなくちゃいけないことを全部やっている限り、あとはどうなっても大丈夫だし、それでだめなら仕方ないともいえる。
 昨年、生徒の一人からこう言われた。「僕は先生のようにアグレッシブに生きられない」
 僕はアグレッシブでもなんでもなく、不安を感じているからこそ、やるべきことをただやっているだけなんだ。そこから逃げたりはしない。

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