進学塾nend

Nend Commnuity News 2016-11月号 電子版

   

「今月の言葉」

“人は長所で尊敬され、短所で愛される”

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トピック「家庭でのルール作り」

お子さんの成績を上げるには、家庭でも勉強についてルールが必要です。

ルールとは「次の定期試験で全教科70点以上取れるように勉強しなさい」というものではありません。これは目標であり、求める結果です。
ルールはパソコンのプログラムのように”when(If)=(もし)~したら””then~=~しなさい”というかたちであることが大切です(2020年から小学校でプログラミング教育が必修化されますね)。
「冷蔵庫にいつでも卵があるようにする」という求める結果がある場合、「卵が残り3個を切ったら1パック買ってくる」というのがルールになります。

先の「次の定期試験で全教科70点以上取る」という結果を求めるのであれば、
「晩ご飯を食べ終わったら9時までは自分の部屋で勉強すること」
「勉強の間は携帯を触らないようリビングにおいていくこと」
「前回の試験で悪かった教科は毎日30分でもいいから自分でやることを決めて勉強すること」などのように伝えます。
もし(あまり望ましいことではありませんが)罰を定めたいときには、「次の定期試験で全教科70点以上取る」という結果に対してではなく、ルールを守らなかったことに対して罰を定めます。そして思うような結果が得られなかった場合には、ルールそのものの見直しを図ってください。

ルールというのは命令とは異なります。「冷蔵庫に卵」のルールと同じく、家族がみな協力して行えることが大切です。ですから「晩ご飯を食べ終わったら9時までは自分の部屋で勉強すること」というルールに対しては、「晩ご飯を食べ終わってから9時までは、テレビをつけない」などのように他の家族も協力する内容をあわせて設定してください。
「家に帰ったら最低5時間勉強すること」という過大なルールに対しては、それに見合う協力(家族も全員5時間はテレビをつけず、携帯を触らないで、勉強または読書をして過ごすことなど)ができるかどうかを考えてください。

「子どもが勉強するのにそこまでしなければならないのか」と言われれば、答えはイエスです。子どもに成績を上げて欲しいと思うなら、家庭での協力が何よりも重要なのです。

トピック「ねんちる」vol.105

夢を追いたい、という子に対してどうアドバイスをすべきだろう。
うちのスクールを開いたとき、偶然街で再会した教え子のO君が最初の看板のデザインをしてくれた。家電メーカーに勤めながら独学でデザインを学んだというO君、いずれはその道で生計を立てていきたいと考えているという。
「中学生のとき、大人はみんな『いい高校に進むように』としか言わなかった。でも僕は絵が好きで、本当は美術の高校に進みたかったんだ」

進学校に進んだI君が、2年次に「音楽の道に進みたい」と、軽音楽の専門学校のパンフレットを持って相談にきたときも、やはり考え直すようにとしかいえなかった。気持ちがわからないわけじゃない。

『勉強よりも大切なものがある』という人は、僕たちが勉強のために勉強しているとでも思っているのだろうか。その何か大切なもののために勉強しているに決まっている。

別の進学校に進んだSちゃんは、3年次に「イルカの調教師になる」と決めて周囲の反対を押し切って専門学校を選んだ。「遊ぶために大学に行くのは意味がない」

夢を追うには覚悟がいる。

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