間違え直しの大切さ
いつもスクール生に言っていることがあります。
それは、問題を解いた直後に、
「さぁ、今オレたちは頭が良くなりましたか」
「…そうだよな、頭が良くなっていないよな。まだ今のところは頭が良くなっていません。同じ問題を解いても同じところで間違えるだけだよな。これから『直し』をしてはじめてオレたちは頭が良くなります。だから間違え直しは重要なんだ」
あまりキレイではない言葉遣いですが、スクール生にはこのように伝えています。
解くだけなら誰でもできます。
「なんにもわからなかった」でいいならば、解いたことにはなるでしょう。
しかし、解くだけではけっして頭が良くなるわけではありません。
テスト対策問題を5枚解いても10枚解いても、わからないものをそのまま放置していれば、ただわからない問題が積みあがっていくだけです。けっしてできるようにはなりません。
反対に、テスト対策問題を2枚しか解いていないとしても、「この2枚については完全に理解した。何を問われても完璧だ」というほうがちゃんと勉強できているということです。
「たとえ全くわからない問題であったとしても、3回解けば身につく」ことを意識してください。
「はいはい、全然わかりませんから」
「どぉせ何回解いてもできないし」
という状態でも、3回解けば『必ず』できるようになります。このことを信じてしっかりと間違え直しをして、2回、3回とチャレンジしてください。