進学塾nend

Nend Commnuity News 2018-8月号 電子版

   

「今月の言葉」

第一印象をつくるチャンスは二度とないわ。

─── シャネル・ココ

トピック「数学について」

以前、某予備校の講師の方が次のようにおっしゃっていました。
“僕は楽観的か悲観的かといえば、悲観的な人間だと思います。悲観的な人間は損だとか、もっと気楽になんて言われるのだけど、悲観的だからこそ常に『どうしよう』『がんばらなくちゃ』という不安があり、それを解消するためにがむしゃらに勉強をしました”
今の子どもたちは楽観的なお子さんが多いようにも思えます。コップに水が半分入っているときに「もう半分しかない」と感じるか「まだ半分残っている」と感じるかはその子の個性ですが、勉強のことになると多少危機感を持ったほうが頑張れるような気もします。

さて、今回は数学についてです。
「数学が苦手」という声をよく聞きます。「数学に限らず考える問題が苦手」という声も聞かれますが、大学入試ならばいざ知らず、定期試験レベルの数学は単に暗記科目に過ぎません。数学は計算という基本ルールを覚えることで十分点数が取れます。極端に数学が苦手なお子さんでも、ひたすら似たパターンの計算練習を毎日やるだけで確実に効果があがります。百マス計算はそういった点で非常に理にかなっています。
応用問題についても、有名問題に絞って「解き方を暗記する」ことで十分点数が取れます。なお、市販の問題集はこういった視点ではなく、「応用力をつける」ことを目的に作られていますので、単に点数をあげることについての即効性はありません。目指す方向性が違うということです。満点を目指すのでなければ、小~中学生の試験に応用力は不要です。正確な計算と解法の暗記で点数が取れます。
数学は、計算のどこがどのように間違ったかを自覚することが大切です。よく間違いを指摘すると、答えも途中計算も消しゴムで全部消してしまう子がいますが、消す前にどこの時点で間違ったかを確認させるようにしています。たいていが計算の仕方はあっていて、単なる足し算引き算レベルでの計算ミスに過ぎないのですが、それを確認しないために「言われたとおりにやっているのにできない」→「意味が分からない」という思考に陥って数学嫌いになっていることが多いようです。「やりかたは合っているけど、ほら、ここで3が7になっているよ」のように声をかけてあげると苦手意識が克服されていくようです。

トピック「ねんちる」vol.126

私は家でストレッチをするのですが、ストレッチをするとき、痛いからと言って、息を止めて体に力を入れるとストレッチの効果がでません。十分な効果を得るためには力を抜いて楽な呼吸を意識することが大切です。
さて、相手を信頼して身を任せることができない子がいます。ストレッチでいうと、押してもぐっと反発する子。勉強でも「こうやってやるんだよ」と教えるのに、絶対その通りにしない子がいます。いくら言っても指示通りに途中計算を書かない子。語呂やリズムの暗記をかたくなに拒む子。こういった子はやはりストレッチ同様、勉強の効果が出にくいようです。
勉強でも何でもやはり素直さが大事です。言われたとおりにこつこつがんばる子は、目をかけてあげたくなるものですし、だからこそ余計にできるようになっていくものです。

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