進学塾nend

Nend Commnuity News 2017-12月号 電子版

   

「今月の言葉」

考えは言葉となり、
言葉は行動となり、
行動は習慣となり、
習慣は人格となり、
人格は運命となる。

───マーガレット・サッチャー

トピック「当たり前という感覚」

当たり前だという感覚はとても大切です。

テストで普段から90点以上を取っているのが当たり前の子は、それだけの点数をとるのにふさわしい勉強量が当たり前になっています。
逆に、テストで40点くらいしか取れない子は、ほとんど勉強したといえない程度の勉強量が当たり前になっており、それ以上勉強することに思いもよらないのです。
あるいはテストで60点から70点の間で伸び悩んでいる子は、自分はもっとできるという可能性を考えることができず、いつもと同じ勉強量が当たり前になっているのです。

陸上男子100メートルには過去「10秒の壁」というものがあり、それを越えることは著しく困難だと思われてきました。しかし、1990年代に入り、ある選手が10秒を切るタイムを出して以降、9秒台の記録がどんどんと出るようになりました。「壁は越えられる」というのが当たり前の空気になったのです。
医者の子が医者になりやすかったり、野球の強豪校が甲子園に出続けたりするのもこういった理由によります。

高校入試直前期の塾内模試で、5教科で300点以上が目標の子が、250点くらいで低迷を続ける場合があります。このとき、たとえまぐれでも300点を越える点数を取れば、以後300点以上を取り続けることができるようになったりします。300点が当たり前に変わったのです。

自分はできる。90点以上取るのが当たり前。成績で5を取るのが当たり前。いい高校に行くことが当たり前。そう思える子は、努力を努力とすら思いません。たとえ難しい問題にぶつかったときでも「おかしいな、どうやったらできるんだ」とまずできること前提で考えるので、できるまで何時間でも取り組み、そのことを自分でがんばっているとすら思わないのです。

「あなたは昔から頭がいい」「いつだってよくできる」親は子どもにこう言い続けるべきでしょう。親が当たり前にこう信じてくれることが子どもにとっては大きな自信になるのです。

そして子ども目線で言えば、「自分はできる」と自分自身に言い続けることが大切です。「自分はできない」なんて劣等感を持つことに何の意味があるでしょうか。自分が自分をほめて、信じて、支えることが、自分自身を強く、賢く、できる人間にするための一番の方法なのです。

 

トピック「ねんちる」vol.118

問題を解くというのが一番の勉強のしかただとは以前からお話ししているとおりです。
小学生であっても、漢字検定のために、間違った問題を解きなおしたり、おうちの方に問題を作ってもらって何度も練習している子がいます。そういった子はいい勉強ができているように思います。
反面、一度間違えた問題をそのまま放置して後日やり直しや確かめをしない子(男の子に多い)や、きれいな字でまちがえ直しをしているものの、きれいなノート作りに満足して問題を解くことがおろそかになっている子(女の子に多い)がいます。
漢字の書き取りを二十回ずつやるとうのはアタマに入れる練習であり、問題を解いて間違えたところをしっかり直すことはアタマから出す練習です。アタマに入れる練習だけでは点数が取れるようにはなりません。2つの練習をバランスよく。

 - Nend Community News