進学塾nend

Nend Commnuity News 2017-2月号 電子版

      2017/02/02

「今月の言葉」

“平均的な人間はおっぱいとキンタマが1つづつある”

────平均を比べることの無意味さ

トピック「人の勉強を笑うな」

あるイベントで、世界最高のサッカー選手といわれるレアル・マドリード所属のC・ロナウドに日本の少年がポルトガル語で質問をした。
「ロナウド選手とプレーするのが夢です」「夢をかなえるにはどうすればいいですか」
カタカナで書いてきたのであろうメモをたどたどしく読み上げる姿に、会場は笑いに包まれた。しかしロナウドは会場に向かって真顔で言った。
「何故笑うんだい?彼のポルトガル語は上手だよ」

日本人の英語教育が成果をあげないことの理由の一つに「きれいに発音しようとするのは恥ずかしい」「一生懸命勉強するのは格好悪い」という同調圧力があるからだといわれています。中学校で上手に「ぇあぽぅ(apple)」と発音しようものなら、クスクス笑いや、生徒(ときには先生も)から、からかいを受けることになります。
英語に限らず、一生懸命勉強すること自体を「恥ずかしいこと」「格好悪いこと」ととらえる風潮があります。実際、私が授業で質問をしても、恥ずかしいのでしょうか絶対に答えようとしない子がいます。
もちろん「世界で最も長い川の名前は」というような、知識を問う質問に対して答えられないのはわかります。しかし「ヨーロッパとアフリカではどっちが豊かだと思う?」のような単に意見を聞くだけの質問であっても「わからない」といいます。
あるいは、子どもたちが覚えやすいように歴史の年号の語呂を作っても、それを使おうとしない子がいます。「フレミングの右ネジ」と呼ばれる、電流と磁界の向きを確かめるための方法を、実際に手で行おうとしない子がいます。
これらはすべて、単に「みんなの前で言ったりしたりするのが恥ずかしいから」という理由なのです。

一生懸命であることを「格好悪い」と思うのは、冒頭で述べた会場にいる大人たちと同じ振る舞いです。何を恥ずかしがる必要があるでしょうか。あなたが一生懸命にがんばる姿を真剣に見守る人が必ずいるのです。

ロナウドは少年の質問に対して次のように答えています。

“常にプロになりたいと意識し、そのために努力をしてください。プロになるのは簡単なんじゃないかと思う人もいるかもしれません。ですが、本当に自分で強い信念を持たないといけません。一生懸命トレーニングをしてチャンスがあればものにしなければいけません。日々の生活の中にあるチャンスを生かし、自分の才能を発揮させなければいけません。僕は11歳でキャリアをスタートさせて、ずっとプロになりたいと夢を持っていました。16歳でプロになりました。もちろん、周りのサポートもありました。でも僕が一番伝えたいことは、自分の力を信じること、そして100%努力すること。そうすれば夢は必ず叶います”

トピック「ねんちる」vol.108

正月にかつての同僚であり、同じ業界で働く友人でもあるAから新年会の誘い(Aについては語ることもあるのでまた改めて次の機会に)。駅前の居酒屋で話していると、たまたま近くの席に以前の教え子のF君とH君。もう15年ぶりで、なんたる偶然とひとしきり盛り上がる。
F君は中学1年生のとき、正月にもらった5万円のお年玉を握り締めて一人で「廻らない」すし屋に行き、全額使ったというなかなかの大人物。H君は社会以外はからきしダメで、英語は何を尋ねても「seven」としか答えてくれなかったけれど、歴史については異常にくわしく、中学2年生のときに、歴史検定を受けて、ただの禿げ坊主にしか見えない人物の絵を「これは何時代の何某なにがしで、」と一生懸命僕に説明してくれたのを覚えている。
F君は海運貿易関係の仕事に、H君は介護福祉士の仕事についているらしい。たいしたものだ。あの子どもたちがこんなに立派になるとはねぇ。

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