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秦野高校

      2018/10/11

秦野高校は旧制秦野・伊勢原学区のトップ校であり、神奈川県教育委員会指定の学力向上進学重点校の1つである。
地理的にアクセスしづらい場所にあるため、県西以外からは受験者が少ない。いわゆるトップ校の中では偏差値が低めで、他学区の準トップ校程度である。その中で他のトップ校と変わらない進学実績を挙げていることはさすがといわざるをえない。入学後に先生方が総出をあげて生徒の学力を伸ばしているのであろう。
以前、部活動でがんばっている子を積極的に評価していった結果、進学実績を悪くしたこともあったようだ。そのため近年は学力向上進学重点校の威信をかけて、他のトップ校に追いつけ追い越せで秦高全体を挙げて取り組みを行っている。最新の入試結果を見る限りは、どうやら良い方に結実しているようだ。

【入試情報】
内申のボリューム層は110~120で、平塚江南(内申123)と大磯(同108)の間くらいになる。受験者層は幅広く、内申90未満での受験もちらほら。トップ校らしく(内申:学力検査:面接)=3:5:2で、入試の比重が高い。入試350点はマスト。意外と面接の重要性も高く、人柄やリーダーシップなども考慮される。平塚江南が面接に点差をつけていないことと対照的だ。近年は倍率も高まっているため、早くから照準を絞って勉強してほしい。

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