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平塚工科

      2018/10/11

平塚工科(以下平工)は総合技術科1コースで募集をしているが、2年次に自動車系・機械系・電気系・環境科学系・総合技術系に分かれる。共学校だが、工業高校(工科高校)の例にもれず、圧倒的に男子が多い。就職については平農・平商よりも引き合いが多いが、近年は進学を希望する生徒の割合も30%ほどを占めるようになっている。内申オール2で受検が可能であるため、平塚市下では偏差値的に最下位である。そのため内申が整わない子の受け皿になっているが、校風はそれほど荒れていないようだ。資格取得についても積極的に取り組ませており、しっかりとした目的意識をもって入学するなら、偏差値以上の価値はある高校であるといえよう。
ただ、技術者としてのスキルを身につけようとか、最新の技術を身につけようなどという場合には、設備なども含めて老朽化しているため、期待しないほうがよいだろう。他の工科・工業高校やと比較・検討してほしい。大学進学などを念頭に置いているのであれば、私立では湘南工科大付属(技術)や、サレジオ工専など優れた学校が他にもある。

【入試情報】
内申平均は70程度で、下はオール2(=54)未満から、上はオール3に4が少し混ざるくらいと非常に幅広い。オール3なら安全圏だ。
内申・学力検査ともに数学と理科を×2とするが、受験者の内申も学力検査の獲得点数も低いため、影響は少ない。気にする必要はないだろう。
学力検査では200点が目標。内申:学力検査=5:3の内申重視型の高校であるため、内申がオール3あれば130~140点でも合格するだろう。

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