社会の語呂
2015/03/11
歴史の年号を覚えるのに「語呂合わせ」というのがある。
「鳴くよ(794)うぐいす平安京」「いい国(1192)作ろう鎌倉幕府」というのが最も有名なものであるが、社会を教えることを生業としている人の中には、こういう語呂を毛嫌いしている人もいるだろう。
僕は「語呂あわせ」を作るのが大好きで、つくった語呂の中には良い出来のものもあれば、悪い出来のものもある。僕がつくったものをいくつか紹介しよう。
672年 壬申の乱で天武天皇が即位 / 胸毛(672)に自信(壬申)天武天皇
(寸評)短い文の中に大事なことがすべて入れられているので、覚えやすいよい作品。
935年 平将門の乱 / まさかのクミコ(将門・935)
(寸評)これも短い文にぎゅっと濃縮されていて覚えやすい。
1669年 北海道でシャクシャインの乱が起こる / ヒムロック(1669)ニューアルバム「シャクシャイン」
(寸評)意味がわからない。ヒムロック(氷室京介)とか、若い子は知らないし。
1863年 薩英戦争が起こる / グラビア撮影はるみちゃん(薩英・863)
(寸評)これはイマイチ。どうしても「薩英」というフレーズを織り込みたかったのだ。
1869年 土地と人民を天皇に返す版籍奉還が行われる / 版籍奉還ビバロック(1869)
(寸評)意味がわからない。ノリだけで作った作品。「ビバ!ロック」の意味を散々子どもたちに聞かれた。
1872年 群馬に富岡製糸場がつくられる / 富男が放つ(1872)製糸場
(寸評)言われないと気がつかないが、完全に下ネタ。個人的にはかなりのヒット作。
1884年 埼玉で困民党による秩父事件が起こる / 一番端(1884)の父
(寸評)参観日に一人だけお父さんが来ている様子。少し困った顔をしている。
1894年 日清戦争が起こる / 日清やきそば一番くじ(1894)
(寸評)これも良い作品。短いフレーズでしっかり記憶に残る。
1894年 陸奥宗光が治外法権の撤廃に成功 / 一番くじ(1894)で違うの6つ(治外・陸奥)
(寸評)上の日清戦争の語呂とセットで覚えることで効果が抜群になる。テクニカルな作品
一部ではあるが、世の中の受験生の少しもの助けになれば幸いだ。リクエストがあれば第2弾、第3弾を公開しよう。