進学塾nend

Nend Commnuity News 2018-5月号 電子版

   

「今月の言葉」

「すぐに勉強しなさい」をインドネシア語でいうと「ブラジャーチュパチュパ」

─── anonymous

トピック「続ける才能」

継続は力なり、とよく言われる。
何かを続けることは非常に難しく、だからこそ続けているだけで、それは素晴らしい才能なのだといえる。
例えば1クラス40人の生徒が自主的に毎日2時間ずつ、家庭での学習を目標にしたとしよう。1週間後には続けている人間はおよそ半数以下になるだろう。2週間後にはもはや5人と続けてはいるまい。1ヵ月後にはおそらくキミ以外の誰も続けていないかもしれない。
しかしこれは言い換えれば、始めたときにどれほどライバルが多くても、ただ続けることさえできれば、いずれその道に残るのは、ごく限られた人間となるということだ。
漫画家になるためにデッサンの練習をするでもよい、ピアノやギターを練習するでもよい、ダイエットのためにジョギングをするでもよい。何であれ、それを続けることができれば、ひとかどの人物になりうるのである。そしてそれを始めるのは、早ければ早いほどいい。
しかし残念ながらこれは、周りが(たとえば親が)強制して本人にやらせたのでは効果が無い。本人が、自らの意思で決めて継続して行うことが大切なのだ。
私の好きな言葉に「やらない理由はいくつでもあるが、やる理由は一つしかない」というのがある。
私は週2回仕事終わりに必ず走るようにしているが、いつも走る前は憂うつに感じる。疲れるし、苦しいし、時間は取られるからだ。
だから、やらないでおこうと思えばいくらでももっともな理由はつけられる。今日は風が強いから。いつもより寒いから。今朝から膝の調子がよくないから。明日早起きしなければならないから。見たいテレビがあるから。仕事が残っているから。ポストが赤いから。理由はなんだっていい。やらない理由を述べようと思ったら100個でも200個でも述べることができるだろう。でも、やる理由は一つしかない。私の場合は「よりよい自分でいたいから」。ただこの一つの理由で他のあまたの理由をしりぞけて今日も走ろうと決めているのだ。
中学生の君たちが何かを自分の意思で続けるのは難しいだろう。マラソン大会のように、スタートは大勢いても、走り始めれば君はひとりになる。しかし一人でしか見えない景色というのが必ずある。継続は力なりだ。

トピック「ねんちる」vol.123

子どもたちから教わることが多くある。
以前野球部の子に素振りはいったいどんな効果があるのか尋ねたところ、彼は子どもを諭すように言った。
「先生、素振りはただ振っているだけではないんですよ。ボールを意識して、どうやって振りぬくか、手首の返し方、踏み込みや肩の回し方はどうか、と一本いっぽん大切に振っているんです」こういったことが聞けるのは面白いことだ。
また別の子に、僕は子どものころ美術で下書きは得意だったけど、色を塗るのが苦手だったと話したところ、その子は
「私は色を塗るときに下書きはあまり意識していないです。むしろ、色を乗せることで下絵とはどんどん変わっていってしまうことが面白いと感じています」と話してくれたことは、目から鱗が落ちるように感じたことだった。

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