進学塾nend

Nend Commnuity News 2016-9月号 電子版

   

「今月の言葉」

相手に腹が立つのは、あなたが相手に依存しているから

────anonymous

トピック「良き親としてのふるまい」

モンスターペアレンツという言葉があります。特に小学校の現場では日常的に問題になっています。常識的におかしいと思えるようなことでも、それがわが子のこととなると、正常な判断がつかないのかもしれません。

デンマークでは子どものことに過干渉する親をカーリングペアレンツと呼ぶそうです。氷上にストーンと呼ばれる石を滑らせ、石の行く先をブラシでごしごしこするカーリングという競技に、子どもの行く先にある障害を神経質に取り除こうとする親をなぞらえているのです。
子どもの学業が不振である一番の原因が、こういったカーリングにみられる親のふるまいにあります。つまり親が子どもの前に立って子どもを守ろうとすることが問題なのです。

たとえば実際にスクールで宿題を出しても、親が「宿題が多すぎて子どもが大変なので減らしてください」「学校で行事があるため、そちらを優先して宿題はやらせません」などといったクレームを受けることもあります。「夏休みの宿題を期限までに終わらせない場合には翌日以降スクールに来てやること」という約束を子どもと交わして、実際に宿題が終わっていない子がいても、「旅行の予定があるので、今日は休ませます」と親から連絡を受けることもよくあります。七夕や花火に行きたいという子どものために、病気だといつわってスクールを休ませる親もいます。これらは親が子どもを守ろうとしての行為だと理解はできますが、決して子どものためにはなりません。

親は子どもの後ろに立つべきです。子どもがさまざまな障害にぶつかって、くじけそうなときに後ろで支えてあげるのが正しいのです。子どもが雨に打たれたら、家に帰ってきた子どもを拭いてあげるのが親の役目です。決して子どもの前で傘をさしてあげるのではありません。

子どもが健やかに成長するには、何よりも親が塾や学校を信用することが大切です。親が信用していない場合、子どもが塾や学校を信用することはありませんし、子どもが信用してくれていないのであれば、塾や学校としては子どもを良い方向に導くのは困難です。
そしてもうひとつ、子ども自身を信用してください。親はなくとも子は育つ。子どもは十分困難に立ち向かう力を持っているのですから。

トピック「ねんちる」vol.103

夏期講習が終わってほっと一息ついた先週、Tちゃんが顔を見せに来てくれた。スクールの一期生でもあり、高校入試だけでなく大学入試まで見させていただいたTちゃんは、大事な大事なもと生徒だ。カナダに留学に行っていたため卒業が半年遅れ、この秋に卒業を迎えるという。
中学1年生で初めて会ったTちゃんは、楽しいことに興味があって、勉強に興味がないフツーの女の子で、休み時間に話すと笑顔がかわいいのだけど、勉強しているときは嫌々そうだった。それでも根が真面目だったし、夏休みの自由研究も一緒に考えて完成させたものが高く評価されたのはうれしかったし、大原高校に入ったときは本当にうれしかった。入学を機にスクールを辞めるときにはとても悲しかったし、高校3年生で大学入試を手伝って欲しいと戻ってきたときはうれしくて、合格まで精一杯導いた。
そんなTちゃんも、社会に出るという。彼女の未来にすばらしい未来が待っていることを願っています。

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