統計と経験と創造力
「レゴブロックで遊ばせると、創造力に富む、利口な子に育つ」という話がある。
統計というのはあてにならないもので、以前「夕食に赤ワインを飲むと、健康になる」というブームがあったが、実際は赤ワインを常飲している家庭は裕福な家庭であり、そもそも健康に気を使っているので統計上そのようなデータになるというオチだった。
レゴブロックを買うような家庭はやはり裕福な家庭だろうし、教育にかける費用も多いのかもしれない。
インターネットの普及率を調べるアンケートをインターネット上で行ったところ、世界中で100%を達成した、というくだらないジョークもある。
レゴブロックについては、ダウンタウンの松本人志が、
「いやオレなんか、『レゴブロック』から作っていたからね」
と言っていたのは面白い。
落書きをする子は頭のいい子が多い、というのは僕の経験上の話。
ノートの余白やテストの裏など、真っ白なキャンバスにシャーペン1本で想像力を形にするのだから、これこそまさに創造力というものだろう。
このホームページにあるnendのキャラクターも、うちの生徒の落書きからとっている。
黒板に描いてくれた落書きをスマホで撮って、illustratorでトレースしたものだ。これを描いてくれた子は、当時まだ小学4年生だった。今は中学2年生になる。
nendは子どもの想像力から生まれた塾だ。彼らから学ぶべきことはとても多い。